遠隔教育へのチャレンジ(免許更新予備講習)

免許更新講習において,「離島における学習指導とICT活用」のうち後半のICT活用を僕と藤木先生で担当した。まず,前半は藤木先生から,ICT活用を概観し,効果的な事例などを考えてみる講義,そして,私のほうからは離島とは限らないけれど,情報モラルの問題について講義をした。
内容はおいておいて,今回,初めて遠隔教育にチャレンジした。長崎と対馬をネットで結び,長崎には藤木先生,対馬には僕がいた。それぞれ,周りには受講生がいるが,遠隔地にも受講生がいるという状況であった。相手の反応をつかむのに,苦労したけれど,こちらの人に向かって話すのは通常のスタイルとかわらないので,あまり神経を使わなくてよいのかな,という気がした。そのためには,今回のような緩やかなティーティーチングが望ましいように思う。例えば,グループで議論させても,時間的には一部しか聞けないだろうし,すべて聞こうとすれば,時間が冗長に感じると思う。遠隔地にTAやファシリテーターのような人がいれば,スムーズにいくのではないかと思う(もちろん,この二人はちゃんとした関係がないとどうにもならないとは思うけれど)。
コスト面でも長崎ではどうしても遠隔教育を考えていかなければいけないと思う。僕らがやる分はよいだろうけれど,周りの理解を得るのが大変そうだ・・・。
今年は「試行」,来年度から「本格実施」となる。来年度から,どの程度担当するかも未知数。どうなるのやら。