もちつもたれつな関係

本日は,長崎・鹿児島・琉球大学による三大学連携離島教育事業の打ち合わせを行った。いくつかの実践を「研究」として高めていくのは非常に難しい。この中のテーマで論文化できるのかどうかも検討した。
ワークショップを行う,遠隔共同学習に参画する,などこのプロジェクトは結構意義のあることをやってきていると思う。しかしながら,道半ば,といわざるを得ない(まあ,ゴールはないのだろうけれど)。
僕は研究としても成立することをやらないと,自然と人も離れていくのではないかなと思っている。僕らはボランティアの集団ではないから。次の資金も得ないと到底継続しない。
大学と学校現場(あるいは教育委員会)などとのもちつもたれつな関係。これを作るのが重要であり,かつ非常に難しい。
このプロジェクト,大学的には本年度で終了である。これを機会に終わってほしくないなあと思っている。長崎で力を入れるべきことの一つだと思っているから。