せっかくやるのだから・・・

本日,ある学校の研究主任の先生が来学された。はじめてお会いしたのであるが,自分の学校の研究が今どのような方向にあるのかを説明してくださり,今度の校内研の進め方について議論をすることができた。ここまでいろいろと話ながら打ち合わせることができたのは初めての経験だと思う。ぜひいい方向に行くように実現させたい。
この先生は打ち合わせの最中に,「やるのは時間がかかるけれど,せっかくやるので少しでもよいことをやっていきたい」と仰っていた。僕もまったく同感である。大学の中でも,あるいは研究者としても,学校現場に出てもそう思っている。ところが,これを建設的ではなく「理論がない」「実践的でない」「研究にならない」「忙しいから」として,ただただ批判するだけの人も少なくない。こういう考えも共有できないのかと残念な気持ちになる。
どんな人とでも基本となる考え方は一緒の人と仕事をしたい。次の仕事はうまくいくかどうかわからないけれど,誠意をもって取り組むつもりだ。