研究をやってません

学内のFDサマーワークショップは,大学教育機能開発センターが運営している。本日はそれに出席した。ただし,講師として。「授業実施と評価の基礎・基本」と題したこのワークショップは15回のコース設計および1単位時間の授業構成という視点からどのように組み立てればよいか,すなわちインストラクショナルデザインの基本についてワークを取り入れながら話をした。時間内にもまとめたし,まあ及第点だろう。ただ,2本の柱でかぶってしまった部分は精査する必要があるだろうし,用語の統一,具体的な事例提供などは課題として残ったと思う。
この仕事は大先輩である田口真奈先生@京都大学がきっかけとなっていただいた仕事であるが,多少の責任は果たせたのではないだろうか。岡田先生@大教センターにもいろいろとお世話いただいたので感謝したい。
終了後,11月(?)に行われる離島ワークショップに関する打ち合わせ。研究として持っていくのが本当に難しい。織田先生や藤木先生から,研究テーマの話を振られると,答えるのに四苦八苦。自分は本当に研究ができない人間だ。困ったものだなあ。しかし,なんとかテーマになりそうなものがあるように思ったので,ただ「やってよかったよー」というものだけではなく,ちゃんと論文になりそうな枠組みのもとでの実践研究を行いたいと思う。