2つの学校訪問

今日は2校の学校に訪問した。ひとつは徒歩15分ほどかかる西浦上小学校。教職大学院の提携校の一つである。現在,実習生が1名いるので,途中経過を把握しようとむかった。実習生は1日の大まかな流れをメモし,それについて,自分の研究に必要な部分について清書をしている。これがひとつの形になって行きそうである。しかし,まだまとめ方の形で見えていないところがあるので,そのあたりの指導あるいは,今後の資料提供などに結び付けていくことにした。ややもすると教職大学院の実習はただの学校現場のお手伝いに終わりかねない。僕のような担当者がちゃんとしたモデルケースを作って,学内での説得を図っていくことが必要だと思っている。
2校目は南島原市立堂崎小学校。市内の視聴覚部会の研究会であった。歴史の授業で,近松門左衛門安藤広重を選択し,新聞としてまとめていくというものであった。久しぶりに情報教育的な授業を拝見したと思う。研究会のコメントにて少し述べたが,新指導要領ではレポートとかまとめの作業が重視される。このような形の授業が増えることになると思うし,その過程はまさに情報教育そのものであると,僕は解釈している。指導法などはもっと探求されるべきであろう。このようなことを僕は研究したいのだな,面白いな,と改めて思った。