教育工学会1日目

関連する発表は2件あった。

1p-A113-03
コミュニケーション能力育成に関する教師用ハンドブックの評価
○寺嶋 浩介(長崎大学

1p-A206-01
遠隔学習のためのVRと実写の合成映像が与える印象の評価
藤木 卓(長崎大学), 左座 智弘(九州日本電気ソフトウェア), 寺嶋 浩介(長崎大学)

自分の発表のため,藤木先生の発表には駆けつけることができなかった。
自分の発表ではこれまで佐世保で取り組んできた調査やハンドブック開発の経緯を紹介し,研究主任を対象とした評価について発表した。継続性が評価されるようになってきた。質問も,理論面,ハンドブックの内容,この後の展開(研究の切り口)について質問やコメントをもらうことができた。なんと赤堀会長からも質問をいただいた。
ICTの活用を想定していない内容なので,「情報教育」のセッションでは異色かもしれない。しかし僕はこういうことも情報活用の実践力として重要なものととらえているので,ここ数年,情報教育関連のセッションで発表してきた。今後は研究内容にもよるけれど,関連発表が出てくるとすれば別のセッションも検討すること,理論的な背景があやふやなところがあるので,少しは固めていかないといけないと感じた。
同日にシンポジウムにて実践研究に関するものがあった。とても勉強になったが,重要な点として,継続性,理論と現場の往復などが見られた。もう少し自分なりに引いた視点,というか理論的なものを現場に合うような形でおろしたりなどすることが必要であると思った。
このほか,教育CIO,学校CIO,教師教育としてのwebポートフォリオが参考になった。通常の自分や大学の枠組みのみで考えていると,発想も狭くなってくる。たまには外部で刺激を受けて,日常に戻りたいものだ。