ストレートマスターと現職教員の交流

今年に入り,実習や報告書にかかわる時間を週1時間取っている(もちろん授業コマ外)。私の担当する教職大学院の現職教員院生1名とストレートマスターの院生1名が毎週現在の進捗状況を報告し,どのように整理していけばよいのかについて話し合う。
本日は,ストレートマスターの院生の報告に,どのようにまとめていけばよいのか私も含めて悩んでいたところ,現職の院生がやさしい手を差し伸べてくれた。現場での状況も含め,丁寧に解説をしてくれたので,少し先が見えた気がした。助かった。
教職大学院は,現職教員そしてストレートマスター両者に対応すべく,授業を実施するように要求されている。そのため,多くの授業はうちの大学では別々に行うことが多い。これも「学習者の適性」からみると間違いではないと思うが,この大学院が本当に効力を発揮するのは両者の交流だと思う。すなわち,ストレートマスターは学校現場の実践的な面を,現職教員の院生は理論面や熱い想い(?)を学ぶような関係を自然と築いて行ってもらえるとうれしい。
この私も関西大学大学院総合情報学研究科において,院生時代は社会人の方々から多くのことを学ばせていただいた(残念ながら僕は学ばせてもらう一方だけであったが)。今もそれはよい想い出でもあるし,時には学会にてお会いしたりすることもある。中には今でもブログを通してダジャレを勉強させていただくこともある。