2008年度を振り返る(大学外編)

なぜか急に増えた講演やコーディネータ等。内容はICT,情報教育中心で多岐にわたった。ストレートにICT活用やデジタルコンテンツの活用,パソコンにかかわらない部分での表現力やコミュニケーション能力。教育方法に関するものも請け負った。協同学習や一般的な授業づくりのものなど。対象校種も幅広く,小学校,中学校はもちろんのこと,高校や大学の教員を前に話を進めることもあった。質量ともに一番増えた仕事だろう。
進め方に関しては授業と同じで完璧はない。準備に時間を割き,苦労した。そして失敗もあった。今までは依頼があれば努力して請け負うことに徹してきたが,主催者とともに内容面も詰めるような活動にしていきたい。それが望めないものがあれば少し考えることにしたい。
また,やらなければいけない講習も出てきてしまった。免許認定,図書館司書,免許更新の試行など。先の活動とも合わせると,夏の時期は準備が大変で手薄になった。早めに対応できるものは取り組まないといけないだろう。今後増えそうな仕事だ。
また,内容にも課題が残る。自分の研究や体系的に得た情報を語ることができないと,本を読めばよい,となってしまう。これは研究にかかわる仕事をちゃんとするだけではなく,外部への発信も含めて考えていかないといけないことのしるしでもあると思う。
このほか,長崎においては情報モラルに関するハンドブックの作成であるとか,離島地区小中高一貫の仕事にかかわった。大学としてどのようにかかわっていけばよいのかを考えると難しいけれど,いい関係を築ける仕事をしたいと思う。