2008年度を振り返る(学内編)

まず授業から。
情報メディアコースの廃止により,授業は減るかと思いきや,教職大学院の授業が一気に増え,頭を悩ませた。特に開始当初は,誰が何の科目を履修するのかすら把握できずにいたので,スタートが遅れてしまった。授業は実践的なことをどのように取り上げるのかについて頭を悩ませ,ほとんどの部分で課題が残った。あまりに時間がなく,実習についてもどのように絡めばよいかわからず,途方にくれた。
学部の授業はゼミ生8名の論文指導が結構大変だった。「実践からデータを」と言いつつも,アンケート,学校現場の紹介において,自分の確固としたフィールドがなく,苦しんだ(奇跡的に学生が自分で探してくることも)。自分の仕事と学生の研究をつなげられていないのは来年度以降の課題。
でも来年度への布石を少しずつ打つこともやってきたので,もうひと頑張りしたい。
授業以外では,これもまた教職大学院に手を焼いた。途中で教務委員につくことになり,今まで消化し切れていなかった仕事をこなすのに時間がかかった。悲観することも多かった。ただ,実務家の先生を含めて数名の先生とはいい形で仕事ができる土壌が整ってきた。学内の先生方とよく対話した1年だったと思う。
これからどう転んでも大学院の仕事が中心となると思うけれど,教育実践総合センターや初等教育コースのICTが心配。できることはやりたいと思う。
全学関係で絡むことが少し出てきた。全学情報処理入門の委員会および今後のWG,情報メディア基盤センターの情報メディアマネージャにかかわった。自分の学部だけではなくて,もう少し広く大学を見る視点ができた。
う〜ん。ちょっと愚痴も入りつつ,改善改善で来年度は望みたい。