「大学院生に夏休みはありません」(教職大学院の実習計画指導)

実務家教員の香田先生とともに,13時半から少しの休憩を挟み,18時まで実習計画の指導を行った。夏休み期間中もこのような指導に莫大な時間を要している。しょうがないけれど。
基本的には,自分がチャレンジしようとする教科や領域であれば学習指導要領をもっと読み込んで,学校で現実に何が行われそうなのかを考えなければ,計画は結局実現性がない。また,自分の考えだけ話をしていてもダメ。関連する実践研究もネットだけで調べる程度ではダメ。毎度毎度うるさく言うから若干の改善がみられるようになってきたが,まだまだ。大変だろうけれどもがんばってほしい。
最近,指導教授に言われたことをよく思い出す。
「大学院生に夏休みはありません」
これは,教職大学院になろうとも同じことがいえよう。本来通常の大学院で課される雑務はここにはない。自分の勉強をやるだけなのである(それだけに失われている部分も相当多いと思うけれど)。
院生にはもっと必死になってもらいたい。