弱さに気づく

教職大学院では,少人数のゼミ等で,実務家教員の発言にふれることが多い。私自身も多くのことを学びながら,自分が学生にした指導について深く考える機会に恵まれている。
数回重ねていくと,私のアドバイスは自身の専門性もあるが,教師目線であることがほとんどであり,子どもの視点を踏まえての授業研究等になっていないことに気がついた。これは現職教員の発言と比較してもそういえると思うので,私の指導の視点として弱いところになろうかと思う。
当然,授業には深い子ども理解が求められるわけで,それに応じた研究デザインも計画されなければならない。最近では,そのような視点を少し意識するようにしている。