実践研究について議論する(大学院クロスセッション)

夕方から大学院クロスセッションに参加した。ゼミ形式で,学生と教員が集まり,授業実践研究に関する報告をもとに議論するというものである。
発表は3件あり,国語の読解に関するものや,算数の模擬授業の成果,授業と遊びに関する実践研究などが報告された。いずれも頑張っているのだけれど,それを語る言葉が複雑だなと思った。議論をするのが目的ではなく,よりよい実践研究のために議論をするのだから,その語り口はシンプルであるべきだろうと思う。
発表者はいずれもM1だったけれど,M2からの質問や意見が結構鋭く,成長したなと思った。やはり実践研究報告書をまとめるのに努力したのだろう。彼らのコメントからは僕が授業で教えたこととも関連づけながら話しているものもおり,大学院で授業をやってよかったなと思った。