T21プロジェクト

児童ひとり1台のタブレットPCを教育の中でどう活用していくかについて研究を進めるT21プロジェクトの中間報告会が開催された。Tは確か,テクノロジーとなんかの略だそうだ。和歌山県がフィールドとなり,4つの学校でそのプロジェクトが進められるが,各校に研究者がひとりずつ配置されており,私もそのひとりとして参加をした。
ちょうど1年前にキックオフ会議が行われたが,そこから1年間どのような取り組みが進められてきたかについて各校から報告されたり,タブレットPCを利用した思考力・判断力・表現力の育成にどのように取り組んでいくかについて今後の計画が話し合われた。
学校の実践にコメントしたり,評価について話したりした。豊田先生@和歌山大学のお話や学生を巻き込んでの取り組みは聞いていて勉強になった。
フューチャスクールをはじめとして,今はやりのような形態の研究プロジェクトだけれど,その日常化のプロセスを考えつつ,先の未来をいかに切り開いていくかが求められるだろう。残り半年となるが,プロジェクトの一員として,良い成果を残せればよいなと考えている。このプロジェクトのために和歌山にもあと数度訪問することになるだろう。