西与賀小学校訪問

ここに度々書いているICT活用好事例では,最終的に指導プランだけではなく,ビデオ映像も公開される。
その事例のひとつに,佐賀市にある西与賀小学校が推薦され,受け入れていただくことになった。同校はフューチャースクール推進事業や学びのイノベーション事業を通してよくとりあげられる学校のひとつである。いわゆるひとり一台端末の環境にある。
22日(火)が収録日であったので,私も,うかがうことになった。
授業は5年生算数の百分率の授業。用意された2種類のアンケート結果から百分率を算出し,それを帯グラフにまとめ比較し,考えるという授業であった。
子どもらがデジタルノート,学習者用デジタル教科書を活用し,普通に書き込みまとめている姿がとても印象的であった。これらの内容は常に教室の電子黒板に転送され,映し出されるスタイルとなっていた。授業終了後に書いたものを印刷し,ファイリングするという取り組みは興味深かった。
ひとり一台端末の学習により,実物投影機,指導者用デジタル教科書,電子黒板の一斉指導を支えるICTの導入とはまた異なり,新しい学習の姿が問われることになるのではないかと思った。
ここで収録されたビデオは編集の後,ウェブサイトに公開される予定である。楽しみに待っていただきたい。