モノを書く

この正月,卒論の添削を行ってきたが,昨日すべてを終了させることができた。1年間,学生の進捗状況につきあってコメントをしてきたわけであるが,論文の中身を見てみると学生個人の性格がよく出ていることがわかった。
自分はというと,細かい割にはまとめることに関して詰めが甘いというのがどうしても出てしまう。具体的にいえば,体裁の整え方がずさん,そして結果まで気をつけて書く割には考察が甘いといったところである。
通常の論文(特に査読つきのもの)はそういう性格が表れないように気をつけなければいけないが,それはそれで味気ないような気がする。だから,本であったり,雑誌であったりと多少性格が出る感じのモノを書きたくなるのだろう。
今年はこれから分担執筆のものを1章分,雑誌の記事をひとつ書くことになっている。締め切りに追われないように頑張りたいものだ。
正月もまだ宿題を残している。まあ,休みばかりも飽きてきたので,よしとするか。