電子黒板活用の研修

第14回視聴覚教育総合全国大会・第61回放送教育研究会全国大会合同大会が国立オリンピック記念青少年総合センターたので,それに参加した。
幾つも分科会が並ぶ中,「ICTを活用した授業づくり入門」を担当した。初心者の先生方を対象に,実物投影機や電子黒板を活用するワークショップ型の研修を行った。全員がさわることができるようにまず操作を行い,基本操作を学んだ。次に私から活用事例について紹介,その後活用場面や意図を考えて,発表してもらうというものであった。参加者はほかの分科会に比べて多く,注目度は高かったようだ。事前の打ち合わせがだいぶ前に対面で一度やったきり,あとはメールや電話だったのでいささか不安だったが,電子黒板のメーカーや,教科書会社の人たちの協力でうまく進めることができた。
本当に初めての人が多く,それにはよい研修だっただろうと思う。とはいえ,操作としては使いにくさもある程度見えてきたのではないかな。まずは実物投影機と組み合わせ,単純提示を基本としながら,できる範囲でその他の活用を考えるというのが妥当ではないかなと思った。あとは指導用のデジタル教科書がさらに進展すれば,またいろんな活用が進められることになるだろう。その順序性に注意しないと入っただけで終わる可能性もあろう。
終了後はほかの分科会を担当していた稲垣先生と中橋先生で夕食。ありそでなさそな3人のとりあわせ。