大学という場所を考える

今日も早朝に起こされる。ガンガン音がするから目覚ましかと思いきや、轟音をたてて走る車だった。。。朝の4時くらいに。これが気にならなくなったら少しはなれるのかね。
本日も大学へ。日本から持って行ったスキャナとハードディスクをセット。保険の書類に対応するため、メールを出そうとするが、あて先が見つからないし、ホームページのリンクも切れている。もっとしっかりしてほしいなあ。まだ解決せず。お昼はランチワゴンでロコモコのミニサイズを頼んでみる。何を聞かれたのかと思って、もう一度聞いてみたら「キムチ?」だった。珍しいなあ。
お昼から、外に出る。図書館でEducational Technology関係のところ(そんな分野として本がおいてあるわけではなく、実際は教育の理論と実践、のようなところ)でどんな本があるのかを見てみる。新しい年代のものに絞り、かつテーマを厳選しないと永久に見られない気がした。最近の本はeアセスメントに関するものが目立った。あと、図書館は本がおいてある所にはあまり人はおらず、ラーニングセンターとして機能しているところだというのを実感することができた。
図書館を出た後、また大学内の行動範囲を広げて散策。施設がすごいなと思った。ドミトリーは本当に多いし、芝のフットボールの練習場、野球場、プール、ジム、スポーツで利用するドーム。ひとつの大学が持っているものとしてにわかに信じがたい。大学で勉強し、大学院にも行き、大学教員にまでなったけれど、「大学」を実感することは今までなかった。こんな施設の中で、世代を超えた多くの人が勉強したり、研究をしたりする雰囲気に触れるだけで、大学というところの素晴らしさを感じた。日本の大学はなんか違う。面白くない。何が違うのかな、違うのはなぜなのかなということを少し考えた。
教育学部ではいくつかの部屋で授業が行われている様子だけれど、すごく静かである。もっと活気があるものだと思ってたけれど、こんなものなのかな。教育学部のシステムを少し勉強しよう。
昨日あたりからわからないと思うことはわからない、で済ませるのではなく、メモを取ってあとで調べることにしている。天気予報で出てくる単位だとか、ハワイ語の意味だとか些細なものばかりだが、調べると大体わかってくる。ネットのありがたみをこんなに感じたことはない。そしてただ単純に「知る」ことの楽しさを実感する。「学ぶとは何か」とかは考えることではない。実はシンプルなことなのだろうと思う。