来週が思いやられる

大学へ。飛行機の予約についてUAに電話。日本語のサポートがあったので電話をしてみたら、態度があまり良くなかった。本当に来週の旅程は大丈夫だろうか。ちょっと心配。
Curtis先生が部屋に来てくれたので、少しお話。先に予約した旅程というのは、来週開催されるAECT(Association for Educational Communications and Technology)のこと。アメリカの教育工学会ですね。熊本でお話したときに勧めてくださったのだけど、まだ生活になれているかどうかもわからなかったので、行くかどうか悩んでいた。こちらに来てみて、行っても大丈夫かなと思ったし、日本からAECTに参加することも今後ないかもしれない。迷った時は思い切って行こう、と決断。ということで、来週はメインランドはアナハイムに飛びます。まあ国内の移動だから心配はないでしょう。日本からだと考えられないくらいに安い。ちなみに今日から、AACEのe-learnだそうで、学科からは数名の先生が出席されているそうだ。こちらは日本からも少しは出席者はいるんじゃないかな。
この後、英語の勉強、メール。月曜日のメールは日本からだと日曜日と月曜日の分が入るので、結構たまっている。普段これだけの量を授業やりながらこなしていたっけ・・・。宿題もいただく。
銀行へ小切手もって、久保田先生のお金を振り込みにも行った。こういう場面での英語のやり取りはあまり抵抗を感じなくなった。
あとは、日本からの宿題を進めたり、AECTのスケジュールを見たり、図書館に行ったりした。もうそろそろ、滞在中にやるべきことを絞らないと。
夜18時から20時までCurtis先生のドクターコースの授業に参加。授業、といってもセミナーというもの。院生が自身の課題を持ってきて、それを紹介し、議論を行う。受講生は全員社会人。先日のマスターの授業よりも当たり前だが平均年齢は高い。学校の先生、特にICTコーディネータのような立場の先生が多かった。8月学校訪問で行ったときに、いらっしゃった先生も参加されており、再会を果たした。ほかに、仕事の都合か、遠隔地から受けている受講生もいた。ここはシステムを利用し、音声で対応していた。
ここでの英語、撃沈。何を話しているのかが全く分からず。プレゼンテーションファイルやレジュメなしに話してやり取りする形態、自己紹介はしてくれたもののどのような立場か把握しきれていない、研究内容がもともとどんなものかがよくわかっていない。これだけ要素がそろえばわからないのは当たり前といえば当たり前。これが自分の実力だよな。テーマとしては、ゲーム(による教育)を取り上げていた人もいたけれど、自分がその学校のICTの普及役をいかに進めていくかとか、オンライン学習において生徒をいかにエンゲージするかなど、日本で行われる研究と近いものも結構あったように思う。もちろん文化の違いがあるから同じような研究とは一概に言えないかもしれないけど、自分が思っている以上に接点があるのだなと思った。ここでも最大の疑問は学校の人が時間を割いて積極的に博士課程に通っていること。マスターの授業に参加した時も思ったけど、日本にはそのモチベーションがあまりない。文化として、学習に対するとらえ方が違うのかもしれない。
今日はちょっと疲れた。家に帰ってみるテレビも内容が聞き取れない。帰るときに「ちょっとは変わった」といえるようにはしたいのだけど・・・。来週は学会なので、ずっと英語ばかりなのに、とても心配になった。