メインランドから戻って落ち着く

AECT最終日。だったけれど、ホテルのチェックアウトまで休ませてもらう。なんだか隣の部屋が若者なのか、大変うるさく、時には喧嘩をしたりしてたみたい。チェックアウト時に意外にお金がかかっていて驚く。ホテルのサービス料、何パーセントか忘れたけれど、取りすぎやで・・・。
チェックアウト後は、ETECのみなさんと空港へ移動。ホノルル便は同時間帯に結構あるようで、いくつもの便に分散。例の事件により、空港がいっぱいではないかという危機感の中、早めに到着したけれど、Unitedに関しては全く問題なかった。Hawaiian Airは結構並んでいたみたいだけど。
機中は小説「悪人」を読んで過ごした。長崎、佐賀、福岡が舞台になっている。著者は長崎の人で、自分の知っている場所がよく出てきた。

悪人(上) (朝日文庫)

悪人(上) (朝日文庫)

悪人(下) (朝日文庫)

悪人(下) (朝日文庫)

家に帰ってきて、久しぶりにお米にありつく。ふりかけをかけて食べた。海外に行って、こういうのがいいなあと思ったのは初めて。
この期間につながらなかったwimaxの接続対応。「clear」という接続先が見えないようになり、これまでと同じ方法で接続できなかったのであるが、試した結果、「Time warner4G」でclearに接続可能になった。今日本の4480円の使い放題プランに入っておくと、海外で無料で接続できる。ネットは本当に生命線なので、助かる。ただし、切れやすいが。wifiのアクセスポイントと干渉しているのかな。
メインランド(ハワイに対して、大陸のアメリカをこのように言う)から家に帰ってきてほっとした。今まで出張や国際会議に行ってもあまり体験したことのない感覚だった。メインランド自体、トランジットを除くと2回しか行ったことがないのを帰ってきてから過去の記録を見て知った。このところ、海外の学会に行っても日本人で行動しているから、あまり国内と変わらない環境だった。しかし、今回はほぼ日本語がない環境で過ごした。これは一人で行った2003年のe-learn以来である。改めて英語力、会話力のなさに実感したけれど、話せば伝わる喜びも感じることができる。英語を勉強しに来たというわけではないかもしれないけれど、少しずつ努力を重ねるしかない。完璧にはならない、という前提とあきらめずに取り組み続ける精神力が必要だ。
研究や学会についても考えさせられた。帰ってからどのような研究活動を行うかを考えるきっかけにすることは、半年での目標のひとつなので、それにはよいヒントとなった。また、テーマが広がってくるというのが悩みの種だけど、今回の訪問をひとつのヒントにしたい。学会については、この1年と少し、教育工学会、教育メディア学会以外の何か新しい学会に入ることを考え続けてきたわけだけど、国内でそれを求めるのはやめることにした。世界の動向を知るために、国際会議の経験をもっと重ねたい。会議でフルペーパーを通すとか、査読付き論文をいつか掲載することができるように頑張ろう。