遠隔ゼミの実施

結構暑いなと思いながら大学へ。集めつつあった文献を読む。昨日の授業を受けて思ったのだが、英語論文はレビューが膨大である。当たり前の話で、簡単に読めるからである。僕はそうではないけれど、その人たちに近づくには大まかな意味を読み取り、必要なものだけをじっくりと読み取るというような形にしていかないとどうしようもない。翻訳など使えるものを使いつつ、数本読む。結構長時間没頭してしまった。ただ思っていたようなものにはほとんど出会えず。まあこんな日もあるだろう。
15時半から長崎大学スカイプで結び、遠隔ゼミを行った。これまで研究者間のやり取りには使ってきたけれど、よく考えたら授業関係で使ったのは初めてである。ほとんど切断がなく、これまでやった中でも一番、というぐらい安定した形でできた。久しぶりに学生と話ができて、とてもうれしかった。まだデータを取り切れていない学生もいるけれど、あとさんふんばりぐらい(?)頑張ってほしい。こうした形で出てきてしまって申し訳ないし、彼らが書き上げるときにはいなかったりするわけだけど、いろいろテーマ設定等で悩む前期より、あとは書くだけ、という形になる後期に海外に出るというのは結果オーライ(ほんとは僕は前期に行くつもりだったけど、受け入れ関係もあり後期に変更になったのです)だったと思う。4年生チームとはあと1度、12月の初めにやる予定。うちのゼミは例年提出を12月20日としているので、今年もきちんと守ってもらう。
もっと授業でも会議でもこういうツールをうまく使っていかないといけないなと感じる。そう考えると、ETECの人たちは駆使しているといえるので、学ぶことは大変多い。最近は対面授業にこだわってやってきたところもあったけれど、帰ってもどこからでも授業ができるような環境にしないといけないな。
この後メール対応。近いうちに学校訪問が実現することになるかもしれない。周りの人にいろいろと支援してもらってとてもうれしい。自分が日本に帰ってできることはなんだろうかと考えさせられる。