食生活環境/ドクター論文のテーマ

最近寝つきが悪いのは、あまり勉強していなくて疲れていないから?
朝、近くでやっている朝市に出かける。ハワイでは、ところどころで朝市が出ている。観光の人も多く訪れるものとしてKCCのマーケットがあるが、それだけではなく、地元の人を対象にしたようなものも多く開かれている。僕が住んでいる近くは木曜日の夕方だけだと思っていた(今は授業の時間帯なので参加できない)が、どうやら月曜日の朝にも開かれていて、こちらのほうが地元の安いものがあるという話を聞いた。歩いて10分弱で見つけ出すことができた。ワゴン車が4,5台止まっていて、野菜や果物を売っている。野菜はスーパーで購入するより半額とのこと。果物は同じくらいの値段だそうだが、オレンジが安いとのことでこれも購入。スーパーでは食材が高く、野菜不足をおこしていたところ。ありがたい。
ちなみに食材でいえば、魚もあまり買うことができない。何回かシャークを食べるはめに(あまりうまくない)。ポキという料理で売られているマグロ(づけ)以外は結構高い値段で売られている。
大学へ行く。ここ数日、大変寒い。もちろん室内のこと。外の温度で調整するのかなんなのか、寒いという言葉以外に見つからない。長袖のパーカーを着ても寒い。Green dayの前に室温を下げることから始めたらいいのに。
夜はドクターのセミナーに。最終の授業ということで、受講生からスライドで、研究の進捗状況をまとめたものについて発表があった。オンライン学習に関する発表が多く、student engagement、21st century skills、community of practice、普及などがキーワードになっている。このほかにゲームなどをテーマにしている人もいる。今まで断片的にしかテーマがわからないまま、研究方法とか勉強のプロセスが議論されていたので、よくわからなかったが、ようやく概要がつかめた。審査は5人で行われるようだ。開発ものはなく、調査系の研究ばかりだった。これは大学によっても異なるだろうけれど、アメリカのeducational technology全体を見ても同じことが言えるかも。開発ものもかなりある日本の研究とは少し違うと思った。人によってはかなり幅広く先行文献を調べていて、レビューをきちんと行わなければ認められないのがよくわかった。一方、そこからテーマを絞ってリサーチクエスチョンがきちんと設定されているかというと、新規性の点からいえば課題を抱える発表が多かった。ひょっとすると、僕が思っているよりも要求される新規性の度合いが低いのかもしれない。その代わり、体系的にきちんとまとめるということが求められているのかなと思った。確かに、あまりに新規性が高くても、ほかのケースに応用できなければ、研究としてはあまり意味はないだろう。この辺はよくわからない。
自宅に帰る。話はまた料理に戻るが、2か月たって変わったと思うのは、特に和食がおいしく感じる、ということだ。今まで海外に学会へ行っても和食を食べたいと思ったことはないのだけれど、今回は時間の長さが違う。味噌汁の味にはほんとに感動を覚える。