英語が出てこない

朝から英語教室へ。1月が新しいセメスターの初めとなるので、新しい人も数名いらっしゃっていた。みなさん滞在経験が長い人、英語が流暢な人ばかり。こんでもええんちゃうか・・・と思うけれど。
結果は今日は惨敗。クリスマスシーズンからあまり生で話したり聞いたりする機会が少なかったのもあるなあ。実力がつかない上に、落ちるときはすぐ落ちる。困ったものである。多人数の会話になかなか割り込めない。自分で言いたいことが言えない。また、言いたいことが日本語でも整理できているかあやしい。そもそも言いたいこと、聞きたいことがあるのかどうか。こういう本質的な問題を考えざるを得なくなるので、わずらわしい。今日で終わりの方もいらっしゃった。夢としてご自身の専門を熱く、わかりやすく話しておられたのが素晴らしいと思った。こういう人はすぐに上達するんだろうな。お互いに頑張りましょう、ということでわかれた。
今日はいい天気だった。そのまま大学へ。卒論の2次チェックに取り掛かる。まだ1名提出のみで今日はその分を見終えたが、最終的には過去の年度と比較しても完成度が高く、ユニークなものが出そろうと思う。確かに分析方法など細かく指導しなかった分は僕の反省だけれど、お互いがよくチェックをしあっているのではないかと想像している。この辺りは僕が居ないことがよい方向に出ているのではないだろうか。仮に大学院へ行ったとしたら学会発表してもよい内容だと思う。まあ誰もいかないんだけど(卒論でもうこりごり、となるようである。これもまた僕の指導力不足?)
あまりにできない英語の力を少しでも向上させるには、ということを常に考えている。メタ認知を働かせすぎ。理論と同じで、働かせすぎると嫌になる。
基本はやはり時間をかけること。経験を重ねること。毎日情けない思いをしてばかりであるが、泣き言ばかりも言ってられない。僕はなにをやるのも時間がかかるので、人の倍の時間が必要である。この滞在だけでなんとかしようとか思わずに、40歳になるまで少しでも話すことができるように何が何でも頑張ろう。あと5年ある。