教育の方法と評価I

開始が3分ほど遅れたので,時間開始にちょうど始められるように指示。これが学校現場の文化であるので,授業でもそれを守ってもらわないと困るということを伝える。授業でできないことは,外へ出てもできない。
今日から,基本的に時間の構成を以下のようにしている。
まずはじめは「授業設計マニュアル」を用いて,特定の担当章について議論。あまり時間がないので(20分程度),司会者には今後課題を絞って持ってくることを指示した。
次に模擬授業。45分なり50分まるごとやってもらうことにしている。今日は中学校3年生の「食物連鎖」をテーマとする理科の授業だった。グループワークを特に課題としているようだ。
終了後は20分程度残されているので,受講者が受けてコメントしたいことを付箋紙に書いて,それをカテゴライズしたものを模擬授業者に渡すことにしている。なお,受講者はそれだけではなく,ネット上で自分なりのコメントを日曜日までに書き込むことに。
そののち,授業者が3週間後にレポートを出す仕組みにしている。
なお,授業設計は模擬授業者だけではなく,グループで設計させるようにしている。グループは教科専門も校種も混じった状態。
この取組は今年からであるが,これを基本にして経験を重ねさせることをひとつのねらいとしている。