教育の情報化実践セミナーin長崎の実施

世間ははてなブログですが,僕はひっそりとダイアリーを更新します。
標記セミナーが実施された。ここに至るまで,実に大変だった。教育メディア学会の発表が終わってから,空き時間はほぼこの仕事に打ち込んだ。
当日は,木原先生@大阪教育大学の講演から。活用型学力とICT活用についてお願いをしていた。事例の豊富さ,まとまりのある大変勉強になるご講演であった。
続いて,事例報告。石堂先生のコラボノートの活用は,ICTの活用だけではなく,カリキュラム開発として大変充実しており,今失われがちなものがそこにあるのではないかと思った。山中先生と田中先生のつくつたプロジェクトの発表は,意外にも(?)大変好評で,後で何人もの人から,このサイトは使えるのか?という質問があった。こちらからどうぞ
30分の休憩時間は,企業展示にも充てられた。9社が参加してくださった。この立場でなかったならもっとまわって聞きたかったが,挨拶で終わってしまった。
後半は,片山先生とエルモ社の実物投影機による発表。画像はきれいだし,首もよく回るようになっている。進化しているよなあ。岡山での研修プランもとても興味深いもので,ちゃんと成果も示されていた。やはりICT日常化のきっかけはここからだろう。続いて,飯盛中の発表。急遽お願いしたのであるが,3名の先生方が発表してくださった。飯盛中も公開研を終え,次のステップに入っているのだろうと思う。これらは野中先生@横浜国立大学のコーディネートで行われた。こうした先生方が長崎に来てくださるのは本当にラッキーだったと思う。なによりも,これを受講した学生の議論がその後かわってきた。
大変盛り上がった会であった。本会の運営を支援してくださった登壇者の方々,田中健太郎先生@長野小,本多博先生@県センターに感謝したい。
手伝ってくれた,ゼミ生のみんなもありがとう。
これを長崎での教育実践研究活動のひとつのきっかけとしたいと思う。