教育実践総合センター紀要

うちの大学の教育実践総合センター紀要が発刊された。寺嶋関係の論文は3本掲載されている。「体験を重視した教育実地研究カリキュラムの構成要素」は私が代表者となりファーストオーサーをつとめた。内容はうちの大学の教育実地研究(簡単に言えば教育実習)の体験学習的なカリキュラムにおいて,どのような教育方法がとられているかを総括した。幼稚園,養護学校,附属小,附属中の先生方に共著者として入っていただいているのが特徴だ。「いのちへの思いを育てる道徳遠隔授業」はFOMAを活用して子どもたち(離島・複式)が「いのち」について議論をした授業の実践報告である。「参与観察者からの評価情報を重視した大学授業研究の可能性」は学習指導要領もない,専門性もバラバラ,こんな大学の授業において,授業者以外の観察者が入った中で,実施された授業を評価する場合に参考にできる情報として何が効果的なのかを多角的に整理したものである。先日の京都大学高等教育研究フォーラムで土台にかけられた私の授業が別の切り口で報告されている。ご興味がある方はメールをいただければ,論文をファイルにてお送りすることができると思います。アドレスはこのページの左上にあるプロフィールをクリックすれば見ることができます。